2006年12月30日

ボレロ

『ボレロ』(ラヴェル)

バレエで有名な「ボレロ」は、フィギュアスケート界では”選ばれた者にだけ許される至上の曲”(byどこかのTV局アナ)だそうです。
かつて審判全員から6.0の芸術点がでて伝説化したというボレロですが、意外と誰かしら滑っている気がします。
でも、独特のテンポで静かに盛り上がっていく曲調で、それでいて決して単調ではなく静かな中に情熱とエネルギーが渦巻くようなボレロの世界を表現するのはすごく至難な気がします。だからこそ究極の選択の曲なのかもしれません。


2007年全日本では2つのボレロが、感動を呼びました。

男子シングルで4位と大健闘+素晴らしい演技で会場を魅了した神崎選手は、SPでも素晴らしいボレロを披露していました。
基本に忠実なスケーティングで、はっとする絵になるポーズが随所にあって、静かで落ち着いたかっこよさがあり、日本男子選手でもこんなボレロができる人いたんだな〜と。演技全体すごくいい味がでてるプログラムだなと思ったのですが、カン様なんといってもトリプルアクセルが素晴らしくて、特にこのSPの3Aは世界トップ選手にもおとらないほど綺麗にきまっていました。


女子シングルでは、毎年色々な曲やイメージにチャレンジしている村主さんがこの曲を、それこそついに選んだ という感じでした。高速スピンからストレートラインステップで締めというのが、村主さんには珍しくてでもとても盛り上がる印象です。女子シングルでボレロはすごく難しいと思うのだけど、カッコよく見応えのあるボレロだと思いました。最終滑走ということもあり、拍手もひときわ大きかった気がします。



フィギュアスケートというのはスポーツでありながら舞踊芸術みたいな要素もあり、それが採点疑惑とかのもとにもなるのでしょうが、そういう両方を兼ね備えるところがまた魅力かなと思います。不朽の名曲ボレロは、技もさることながら、魂の底から何かを出せる人こそ滑れる曲なのかなぁと思います。


ということで、全日本4位だった2人のボレロは四大陸選手権で観られます。応援〜ってことでBGM4曲目がボレロになりましたw



music by White Page
posted by しゅえ at 23:59| Comment(0) | BGM | 更新情報をチェックする
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